サジド・ジャヴィド

サジド・ジャヴィド
Sajid Javid
生年月日 (1969-12-05) 1969年12月5日(54歳)
出生地 イギリスの旗 イギリス
イングランドの旗 イングランドランカシャーロッチデール
出身校 エクセター大学
前職 チェース・マンハッタン銀行副社長
ドイツ銀行取締役
所属政党 保守党
配偶者 ローラ・キング (1997年結婚)
子女 4人
公式サイト 公式ウェブサイト

イギリスの旗 保健・社会介護大臣
内閣 第2次ジョンソン内閣
在任期間 2021年6月26日 - 2022年7月5日

イギリスの旗 財務大臣
内閣 第1次ジョンソン内閣
第2次ジョンソン内閣
在任期間 2019年7月24日 - 2020年2月13日

イギリスの旗 内務大臣
内閣 第2次メイ内閣
在任期間 2018年4月30日 - 2019年7月24日

内閣 第1次メイ内閣
第2次メイ内閣
在任期間 2016年7月13日 - 2018年4月30日

内閣 第2次キャメロン内閣
在任期間 2015年5月11日 - 2016年7月13日

その他の職歴
イギリスの旗 文化・メディア・スポーツ大臣
(2014年4月9日 - 2015年5月11日)
イギリスの旗 平等担当大臣
(2014年4月9日 - 2014年7月15日)
イギリスの旗 財務省財政担当官(英語版)
(2013年10月7日 - 2014年4月9日)
イギリスの旗 財務省経済担当官(英語版)
(2012年9月4日 - 2013年10月7日)
イギリスの旗 ブロムスグローヴ選挙区(英語版)選出
庶民院議員

(2010年5月7日 - 現在)
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サジド・ジャヴィド (Sajid Javid [ˈsæɪd ˈævɪd], 1969年12月5日 - ) は、イギリスの保守党所属の政治家2010年からブロムスグローヴ選挙区(英語版)選出庶民院議員を務めている、2018年から2019年まで内務大臣を務め、2019年から2020年まで財務大臣を、2021年6月から2022年7月まで保健・社会介護大臣を務めた。四大閣僚のふたつを務めた初めてのアジア系イギリス人(英語版)である。

来歴

1969年12月5日、ランカシャーロッチデールパキスタン系移民の子として生まれる[1][2]

エクセター大学で経済学と政治学を学ぶ[2]。ビジネスと金融業界で働き、25歳にしてチェース・マンハッタン銀行の副社長となる。その後ロンドンのドイツ銀行へ移り、2009年に退職[2]

2010年ブロムスグローヴ選挙区(英語版)から選出されて保守党所属の庶民院議員となる。以降、保守党政権下で財務省経済担当官(英語版)(在職2012年9月-2013年10月、2013年10月-2014年4月)、 文化・メディア・スポーツ大臣(在職2014年4月-2015年5月)、ビジネス・イノベーション・技能大臣(2015年5月-2016年7月)、住宅・コミュニティ・地方自治大臣 (在職2016年7月-2018年4月)、内務大臣(在職2018年4月-2019年7月)、財務大臣(在職2019年7月-2020年2月)を歴任した[2]

首相ボリス・ジョンソンに補佐官チームの解任を求められたところ、補佐官を擁護して解任を拒否したため財務大臣を更迭され、第2次ジョンソン内閣から去った[3]。ところが、2021年6月26日にマット・ハンコック(英語版)保健・社会介護大臣が不倫問題で辞任したことを受けて後任に就任し、第2次ジョンソン内閣に舞い戻ることとなった[4]。2022年7月5日、不祥事が相次ぐジョンソン政権への抗議のため、リシ・スナク財務大臣と共に辞任を表明し[5]、ジョンソン首相辞任の引き金となった。これを受けて実施されることになった保守党党首選挙に名乗りを上げたが[6]、推薦人が集まらず辞退した[7]

脚注

  1. ^ Eaton, George (2014年4月14日). “Sajid Javid's father would never have made it into Cameron's Britain”. New Statesman. オリジナルの2015年11月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20151119154155/http://www.newstatesman.com/politics/2014/04/sajid-javids-father-would-never-have-made-it-camerons-britain 2015年11月22日閲覧。 
  2. ^ a b c d “About Sajid”. 2018年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月3日閲覧。
  3. ^ ジョンソン英首相が内閣改造 財務相が異例の辞任(BBCニュース2020年02月14日)
  4. ^ “Sajid Javid wants return to normal 'as soon as possible'”. BBC News. BBC. (2021年6月27日). https://www.bbc.com/news/uk-57627708 2021年6月28日閲覧。 
  5. ^ “英2閣僚が辞任 スキャンダル頻発のジョンソン首相に抗議”. フランス通信社. (2022年7月4日). https://www.afpbb.com/articles/amp/3413109 2022年7月6日閲覧。 
  6. ^ “トラス英外相が保守党党首選に立候補、候補者は11人に”. BBC News. BBC. (2022年7月11日). https://www.bbc.com/japanese/62117723 2022年7月19日閲覧。 
  7. ^ “英保守党の党首選始まる 8人が立候補、ジャヴィド氏は辞退”. BBC News. BBC. (2022年7月13日). https://www.bbc.com/japanese/62145221 2022年7月19日閲覧。 
グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国議会
先代
ジュリー・カークブライド(英語版)
ブロムスグローヴ選挙区(英語版)選出庶民院議員
2010年–現在
現職
公職
先代
マリア・ミラー(英語版)
文化・メディア・スポーツ大臣
2014年–2015年
次代
ジョン・ウィッティングデール
先代
ヴィンス・ケーブル(英語版)
ビジネス・イノベーション・技能大臣
2015年–2016年
次代
グレッグ・クラーク(英語版)
先代
グレッグ・クラーク(英語版)
住宅・コミュニティ・地方自治大臣
2016–2018
次代
ジェイムズ・ブロッケンシャー(英語版)
先代
アンバー・ラッド
内務大臣
2018年–2019年
次代
プリティ・パテル
先代
フィリップ・ハモンド
財務大臣
2019年–2020年
次代
リシ・スナック
第二大蔵卿
2019年–2020年
イギリスの旗 イギリスの財務大臣
イングランド
  • ユースタス・オブ・ファーコンバーグ(英語版)1221頃-?
  • マンセル(英語版)1234頃-?
  • レスター1248以前
  • ウェストミンスター1248-?
  • フィスキャンプ1263以前
  • チスハル(英語版)1263-1265
  • W.ジフォード(英語版)1265-1266
  • G.ジフォード(英語版)1266-1268
  • チスハル(英語版)1268-1269
  • ミドルトン(英語版)1269-1272
  • ド・レ・レイエ1283以前
  • ニューバンド1283以前
  • ウィロウビー(英語版)1283-1305
  • ベンスティディ(英語版)1305-1306
  • サンデール(英語版)1307-1308
  • マーケンフィールド1309-1312
  • ホーサム(英語版)1312-1316
  • スタントン(英語版)1316-1323頃
  • ステープルドン(英語版)1323-1324頃
  • スタントン(英語版)1324-1327
  • ハーヴィントン(英語版)1327-1330
  • ウッドハウス(英語版)1330-1331
  • ストラトフォード(英語版)1331-1334
  • ヒルデスリー1338頃-?
  • エヴァードン1341-?
  • アスケビー1363-?
  • アシュトン(英語版)1375-1377
  • バーナム1377-1399
  • ソマー(英語版)1410-1437
  • サマセット(英語版)1441-1447
  • ブラウン(英語版)1440頃-1450頃
  • ウィザム(英語版)1454-?
  • ファウラー(英語版)1469-1471
  • スウェイツ(英語版)1471-1483
  • ケイツビー(英語版)1483-1484頃
  • ラベル(英語版)1485-1524
  • バーナーズ男爵(英語版)1524-1533頃
  • エセックス伯爵1533-1540
  • ベイカー(英語版)1545-1558
  • サックヴィル(英語版)1559-1566
  • マイルドメイ(英語版)1566-1589
  • フォーテスキュー(英語版)1589-1603
  • ダンバー伯爵(英語版)1603-1606
  • シーザー(英語版)1606-1614
  • グランヴィル(英語版)1614-1621
  • ウェストン(英語版)1621-1628
  • バレット卿(英語版)1628-1629
  • コティントン男爵(英語版)1629-1642
  • カルペパー(英語版)1642-1643
  • ハイド1643-1646
  • 空位期(英語版)1646-1660
  • ハイド1660-1661
  • アシュリー男爵1661-1672
  • ダンクーム1672-1676
  • アーンリ(英語版)1676-1689
  • デラマー男爵(英語版)1689-1690
  • ハムデン(英語版)1690-1694
  • モンタギュー1694-1699
  • スミス1699-1701
  • ボイル1701-1708
グレートブリテン
  • ボイル1708-1710
  • スミス1708-1710
  • ハーレー1710-1711
  • ベンソン1711-1713
  • ウィンダム1713-1714
  • オンズロー1714-1715
  • ウォルポール1715-1717
  • スタンホープ伯爵1717-1718
  • エイズラビー1718-1721
  • プラット(代理)1721
  • ウォルポール1721-1742
  • サンズ1742-1743
  • ペラム1743-1754
  • リー(代理)1754
  • ビルソン=レッグ1754-1755
  • リトルトン1755-1756
  • ビルソン=レッグ1756-1757
  • マンスフィールド男爵(英語版)1757
  • ビルソン=レッグ1757-1761
  • バリントン子爵1761-1762
  • ル・ディスペンサー男爵1762-1763
  • グレンヴィル1763-1765
  • ダズウェル(英語版)1765-1766
  • タウンゼンド1766-1767
  • ノース卿1767-1782
  • キャヴェンディッシュ(英語版)1782
  • 小ピット1782-1783
  • キャヴェンディッシュ(英語版)1783
  • 小ピット1783-1801
  • アディントン1801-1804
  • 小ピット1804-1806
  • エレンバラ男爵(英語版)(代理)1806
  • ペティ=フィッツモーリス1806-1807
  • パーシヴァル1807-1812
  • ヴァンシッタート(英語版)1812-1817
連合王国
イギリスの旗 イギリスの内務大臣
  • シェルバーン伯爵 1782
  • タウンゼンド 1782-1783
  • ノース卿 1783
  • テンプル伯爵 1783
  • シドニー子爵 1783-1789
  • グレンヴィル男爵 1789-1791
  • ダンダス(英語版) 1791-1794
  • ポートランド公爵 1794-1801
  • ペラム男爵 1801-1803
  • ヨーク(英語版) 1803-1804
  • ホークスベリー男爵 1804-1806
  • スペンサー伯爵 1806-1807
  • リヴァプール伯爵 1807-1809
  • ライダー(英語版) 1809-1812
  • シドマス子爵 1812-1822
  • ピール 1822-1827
  • ボーン(英語版) 1827
  • ランズダウン侯爵 1827-1828
  • ピール 1828-1830
  • メルバーン子爵 1830-1834
  • ベスバラ伯爵 1834
  • ウェリントン公爵 1834
  • ゴールバーン(英語版) 1834-1835
  • ラッセル 1835-1839
  • ノーマンビー侯爵 1839-1841
  • グラハム 1841-1846
  • グレイ 1846-1852
  • ウォルポール 1852
  • パーマストン子爵 1852-1855
  • グレイ 1855-1858
  • ウォルポール 1858-1859
  • ソセロン=エストコート(英語版) 1859
  • ルイス(英語版) 1859-1861
  • グレイ 1861-1866
  • ウォルポール 1866-1867
  • ゲイソン=ハーディ 1867-1868
  • ブルース 1868-1873
  • ロー(英語版) 1873-1874
  • クロス 1874-1880
  • ハーコート 1880-1885
  • クロス 1885-1886
  • チルダース 1886
  • マシューズ 1886-1892
  • アスキス 1892-1895
  • リドリー(英語版) 1895-1900
  • リッチー(英語版) 1900-1902
  • エイカーズ=ダグラス(英語版) 1902-1905
  • グラッドストン 1905-1910
  • チャーチル 1910-1911
  • マッケナ 1911-1915
  • サイモン 1915-1916
  • サミュエル 1916
  • ケイヴ子爵(英語版) 1916-1919
  • ショート(英語版) 1919-1922
  • ブリッジマン(英語版) 1922-1924
  • ヘンダーソン 1924
  • ジョインソン=ヒックス(英語版) 1924-1929
  • クラインス 1929-1931
  • サミュエル 1931-1932
  • ギルモア(英語版) 1932-1935
  • サイモン 1935-1937
  • ホア(英語版) 1937-1939
  • アンダーソン(英語版) 1939-1940
  • モリソン 1940-1945
  • サマーヴィル(英語版) 1945
  • シューター・イーデ(英語版) 1945-1951
  • マクスウェル・ファイフ 1951-1954
  • ロイド・ジョージ 1954-1957
  • バトラー 1957-1962
  • ブローク(英語版) 1962-1964
  • ソスキス(英語版) 1964-1965
  • ジェンキンス 1965-1967
  • キャラハン 1967-1970
  • モードリング(英語版) 1970-1972
  • カー(英語版) 1972-1974
  • ジェンキンス 1974-1976
  • リース(英語版) 1976-1979
  • ホワイトロー 1979-1983
  • ブリタン 1983-1985
  • ハード 1985-1989
  • ワディントン(英語版) 1989-1990
  • ベイカー(英語版) 1990-1992
  • K.クラーク(英語版) 1992-1993
  • ハワード 1993-1997
  • ストロー 1997-2001
  • ブランケット(英語版) 2001-2004
  • C.クラーク(英語版) 2004-2006
  • リード 2006-2007
  • スミス 2007-2009
  • ジョンソン 2009-2010
  • メイ 2010-2016
  • ラッド 2016-2018
  • ジャヴィド 2018-2019
  • パテル 2019-2022
  • ブレイバーマン(英語版) 2022
  • シャップス(英語版) 2022
  • ブレイバーマン(英語版) 2022-現在
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