サラバ、愛しき悲しみたちよ

サラバ、愛しき悲しみたちよ
ももいろクローバーZシングル
初出アルバム『5TH DIMENSION
B面 黒い週末
Wee-Tee-Wee-Tee
リリース
ジャンル ロック
レーベル スターチャイルド
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間2位オリコン
  • デイリー2位(オリコン)
  • 2012年11月度月間8位(オリコン)
  • 2012年年間84位(オリコン)
  • 登場回数13回(オリコン)
  • 1位Billboard JAPAN Hot 100
  • 2位(Billboard JAPAN Hot Singles Sales)
  • 8位(Billboard JAPAN Hot 100 Airplay)
  • 13位(Billboard JAPAN Adult Contemporary Airplay)
  • 1位スペースシャワーTV - SUPER HITS PERFECT RANKING 50)
  • ももいろクローバーZ シングル 年表
    Z女戦争
    (2012年)

    【桃黒亭一門】
    ニッポン笑顔百景
    (2012年)
    サラバ、愛しき悲しみたちよ
    (2012年)
    GOUNN
    (2013年)

    【限定販売】
    僕等のセンチュリー
    (2012年)
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    サラバ、愛しき悲しみたちよ」(サラバ、いとしきかなしみたちよ)は、2012年11月21日に発売された、ももいろクローバーZの9枚目のシングル。作曲は、世界的有名ギタリストで元BOØWY、COMPLEXのメンバーである布袋寅泰

    収録曲解説

    映像外部リンク

    サラバ、愛しき悲しみたちよ - YouTube

    『MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN 2013』で最優秀振付け賞を受賞した。監督は黒田秀樹

    衣装に無線ELワイヤー制御システムを使用する演出がなされている[3]

    サラバ、愛しき悲しみたちよ(ライブ映像) - GYAO!

    『男祭り2012-Dynamism-』より

    Wee-Tee-Wee-Tee - YouTube

    メンバーは、ファービーの着ぐるみに入って踊っている。監督は河谷英夫。

    サラバ、愛しき悲しみたちよ

    作詞:岩里祐穂 / 作曲・編曲:布袋寅泰
    歌詞・動画 - 歌ネット

    ギタリストの布袋寅泰が、作曲・編曲そしてギター演奏を担当。一度はマネージャーがオファーを断っていたが、知人のクリス・ペプラーが布袋に対して「絶対受けるべき」と楽曲提供を勧めたことで実現に至った[4]。後日この2人が行ったトークショーでは、ペプラーが「(ももクロは)ただのアイドルじゃなくて、すごくロック!」と熱弁したのに対し、布袋も「一緒にやってみてわかった」と5人のロック性に共感を示した[4]。人間の「光と闇」をテーマとした楽曲で、衣装は"モノクロ"の配色となっている。百田夏菜子の母は布袋が引き受けるなど誰にでも叶うようなことではないと娘に力説した[5]

    日本テレビ系ドラマ『悪夢ちゃん』主題歌。グループにとって、持ち歌がテレビドラマ主題歌に起用されたのは初めてのことであった[6]。第75回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 ドラマソング賞を受賞。

    2012年にNHK紅白歌合戦に初出場した際に、「行くぜっ!怪盗少女」と共にメドレーとして演じた。2014年9月に、シングルトラックとして音楽配信ダブル・プラチナ認定(50万ダウンロード以上)を受けている。

    2021年には、「サラバ、愛しき悲しみたちよ -ZZ ver.-(ダブルゼータ バージョン)」を、2018年以降のメンバー4人体制バージョンとして制作。配信限定アルバム「ZZ’s II」に収録された。

    黒い週末

    作詞:只野菜摘 / 作曲・編曲:NARASAKI
    歌詞・動画 - 歌ネット

    ヘヴィメタルバンドのブラック・サバスへのオマージュ作品とされており、同グループの楽曲「Sweet Leaf」と同様に楽曲冒頭で咳込む声が入ったり、別の楽曲「Cabbra Cadabra(サブラ・カダブラ)」を模して「カブラ・サダブラ」という歌詞が織り込まれていたりする。

    佐々木彩夏が「All abroad あーはっはっはっはー」と叫ぶ部分は、ブラック・サバスのボーカルを務めるオジー・オズボーンのソロ曲「Crazy Train」の冒頭部と一致する。翌年にはオジーの主宰するハードロックフェス『オズフェスト』にももクロが参加を果たし、「黒い週末」も披露している。

    ギター演奏でNARASAKIと、人間椅子の和嶋慎治が参加しており、『オズフェスト』では両者がバックの演奏で登場し、メタラーの間で話題となった。

    TBS系『CDTV』で2014年5月に行われた「ももいろクローバーZの好きな歌TOP5」では、4位にランクインしている。

    リリース時には、全国の学校の校内放送で音源が初公開されるという、珍しいプロモーションが行われた。これは、生徒から希望があった全国の小・中・高等学校に、この曲とメンバーのトークが収録された校内放送用CDが郵送され、昼休みに流してもらうというものだった[7][8]玉井詩織の発案であり、ニッポン放送ももクロくらぶxoxo』との連動企画として実施された。

    10周年BESTアルバム『MOMOIRO CLOVER Z BEST ALBUM「桃も十、番茶も出花」』〈初回限定 -モノノフパック-〉のファン投票企画で5位に選ばれている。

    2023年には、「黒い週末 -ZZ ver.-(ダブルゼータ バージョン)」を、2018年以降のメンバー4人体制バージョンとして制作。配信限定アルバム『ZZ’s III』に収録された。

    Wee-Tee-Wee-Tee

    読み:ウィーティーウィーティー
    作詞・作曲:CHI-MEY / 編曲:大久保友裕
    歌詞・動画 - 歌ネット

    タカラトミーファービー』イメージソング(CMソング)。曲中にファービッシュ(ファービー語)で歌われる箇所があり、Wee-Teeは「歌う」という意味[9]。よってタイトルのWee-Tee-Wee-Teeは「歌おう!」という意味合いである[10]

    後に、福岡ソフトバンクホークス柳田悠岐の登場曲として採用された。

    参加ミュージシャン

    サラバ、愛しき悲しみたちよ

    黒い週末

    Wee-Tee-Wee-Tee

    • 全ての楽器:大久保友裕・CHI-MEY

    トラックリスト

    初回限定盤

    1. サラバ、愛しき悲しみたちよ [5:00]
    2. 黒い週末 [6:23]
    3. サラバ、愛しき悲しみたちよ(off vocal ver.
    4. 黒い週末(off vocal ver.)
    DVD:サラバ、愛しき悲しみたちよ(ミュージック・ビデオ)

    通常盤

    1. サラバ、愛しき悲しみたちよ
    2. 黒い週末
    3. Wee-Tee-Wee-Tee [4:25]
    4. サラバ、愛しき悲しみたちよ(off vocal ver.)
    5. 黒い週末(off vocal ver.)
    6. Wee-Tee-Wee-Tee(off vocal ver.)

    公式書籍

    • 『ももいろクローバーZ サラバ、愛しき悲しみたちよ』ヤマハミュージックメディア〈バンドスコア〉、2013年1月28日。ISBN 978-4-636-89507-0。https://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTL01089507 

    カバー

    脚注

    1. ^ “ゴールドディスク認定作品一覧 2012年12月”. 日本レコード協会 (2013年1月15日). 2013年1月15日閲覧。
    2. ^ “2014年9月度有料音楽配信認定”. 日本レコード協会. 2014年10月23日閲覧。
    3. ^ “藤本実メディア学部助手とメディア学部3年生がももいろクローバーZのミュージックビデオにシステム提供[東京工科大学]”. News2u Corporation (2012年11月22日). 2012年11月22日閲覧。
    4. ^ a b “布袋寅泰、ももクロのオファー一度断っていた クリス・ペプラー説得で実現”. ORICON STYLE (2013年2月1日). 2013年2月3日閲覧。
    5. ^ “天使と悪魔は日替わり!ももクロ「サラバ、愛しき悲しみたちよ」インタビュ―”. 朝日新聞デジタル. (2012年11月15日). https://www.asahi.com/showbiz/music/momokuro/momo_interview.html 
    6. ^ “ももクロ新シングル“サラバ、愛しき悲しみたちよ”は布袋寅泰作曲! ドラマ「悪夢ちゃん」主題歌に”. TOWER RECORDS ONLINE (2012年10月2日). 2012年10月5日閲覧。
    7. ^ “ももクロが放送室ジャック!?~学校で新曲宇宙初解禁しちゃうんだZ~!!”. ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo (2012年10月14日). 2013年1月6日閲覧。
    8. ^ “学生モノノフ必見!ももクロ新曲が校内放送で解禁に”. ナタリー (2012年10月14日). 2013年1月6日閲覧。
    9. ^ “Furbish Dictionary”. Hasbro. 2012年10月30日閲覧。
    10. ^ “ももクロ、ファービーCMでノリノリ”. オリコン (2012年10月11日). 2012年10月30日閲覧。
    11. ^ コアラモード.新アルバムにももクロカバー - 音楽ナタリー

    外部リンク

    • サラバ、愛しき悲しみたちよ - YouTube
    • 「サラバ、愛しき悲しみたちよ」特集・本人インタビュー - ナタリー
    • Wee-Tee-Wee-Tee - YouTube
    • 「Wee-Tee-Wee-Tee」特集・本人インタビュー - ナタリー
    • 購入案内・規格詳細 - ももいろクローバーZ公式サイト
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