ジム・イシダ

ジム・イシダ
Jim Ishida
本名 James Susumu Ishida
別名義 James Ishida
生年月日 (1943-07-29) 1943年7月29日(80歳)
出生地 日本の旗 日本東京都
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
民族 日系アメリカ人
ジャンル 俳優
活動期間 1973年 -
配偶者 Margaret Ishida
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ジム・イシダ(Jim Ishida, 1943年7月29日 - )は、アメリカ合衆国俳優である。

来歴

1943年東京都に生まれる。その後、一家でアメリカへ渡るが第二次世界大戦の影響もあり、アーカンソー州にある日系人の強制収容所ローワー戦争移住センターで少しの間を過ごした[1]1945年の終戦以降、カリフォルニア州のローダイで育った。1973年にテレビドラマ『ハワイ5-0』で俳優デビューを果たし、その後も同作品の数エピソードへ出演。1976年には三船敏郎らが出演した日米合作映画『ミッドウェイ』で映画デビュー。作中では栗田健男中将を演じた。初期の頃の出演作品には、まだ監督して有名になる前のティム・バートンが監督した単発テレビドラマ『ヘンゼルとグレーテル』へも出演しており、ヘンゼルとグレーテルの父親役を演じている。

また1989年の『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』では、未来のマクフライを罵倒する“イトー・フジツー”を演じた。それからも高倉健ら主演の『ブラック・レイン』や『プレデター2』などへの話題作へ出演して日系人俳優としての地位を確立した。スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演の『ターミナル』では、劇中に登場する吉野家のマネージャーを演じた。ジム・イシダ名義とジェームズ・イシダ名義の両方で出演しているため、作品によってはどちらかの名前でクレジットされている。

私生活

現在はマーガレットという妻と既婚である。

出演作品

映画

テレビドラマ

  • ハワイ5-0 Hawaii Five-O (1973 - 1975)
  • Baa Baa Black Sheep (1976, 1977)
  • ロックフォードの事件メモ The Rockford Files (1977)
  • ハーディ・ボーイズ ナンシー・ドルー The Hardy Boys/Nancy Drew Mysteries (1977)
  • Bring 'Em Back Alive (1982)
  • ヘンゼルとグレーテル Hansel and Gretel (1982)
  • スケアクロウとキング夫人 Scarecrow and Mrs. King (1983)
  • Cutter to Houston (1983)
  • Emerald Point N.A.S. (1984)
  • Dr.トラッパー サンフランシスコ病院物語 Trapper John, M.D. (1984)
  • 私立探偵マイク・ハマー Mike Hammer (1984)
  • ホテル Hotel (1984, 1987, 1988)
  • ダイナスティ Dynasty (1984 - 1986)
  • サンタバーバラ Santa Barbara (1985)
  • 特攻野郎Aチーム The A-Team (1986)
  • The Tortellis (1987)
  • Jake and the Fatman (1989)
  • 21ジャンプストリート 21 Jump Street (1990)
  • Carol & Company (1990)
  • ベイウォッチ Baywatch (1992)
  • Civil Wars (1993)
  • デイズ・オブ・アワ・ライブス Days of Our Lives (1993)
  • バビロン5 Babylon 5 (1994)
  • ジェシカおばさんの事件簿 Murder, She Wrote (1996)
  • Minor Adjustments (1996)
  • L.A. Heat (1997)
  • Just Shoot Me! (1999)
  • Rude Awakening (2000)
  • According to Jim (2003)
  • アレステッド・ディベロプメント Arrested Development (2003)

テレビアニメ

ビデオゲーム

  • Rama (1997)

脚注

  1. ^ “Jim Ishida Biography”. 2015年1月3日閲覧。

外部リンク

  • James Ishida - IMDb(英語)