ジョスリン美術館
ジョスリン美術館 | |
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施設情報 | |
開館 | 1931年 |
所在地 | 2200 Dodge Street Omaha, NE |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
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ジョスリン美術館(英: Joslyn Art Museum)は、アメリカ合衆国のネブラスカ州オマハにある美術館である。
沿革
ジョスリン美術館は1931年、サラ・H・ジョスリンにより、実業家であった夫ジョージ・A・ジョスリンの追悼のために開館された。[1]オマハにあるこの美術館はジョン及びアラン・マクドナルドによりデザインされ、そのアール・デコ調の建造物には様々な種類の大理石が使われている。また、 ノーマン・フォスターがデザインした拡張部分が1994年にオープンした。[2]2008年には彫刻庭園の建設が始まり、2009年の夏に完成した。
コレクション
- 古代ギリシャの陶器
- パオロ・ヴェロネーゼ、ティツィアーノ、クロード・ロラン、エル・グレコ等、16世紀及び17世紀の絵画。19世紀以降はロマン主義のウジェーヌ・ドラクロワ、ギュスターヴ・ドレ、写実主義のジャン=バティスト・カミーユ・コロー、ギュスターヴ・クールベ、印象派からはエドガー・ドガ、クロード・モネ、カミーユ・ピサロ、ピエール=オーギュスト・ルノワール
- ジェームズ・ピールやマザー・ブラウンといった初期アメリカの肖像画、ハドソン・リバー派の作品、ウィンスロー・ホーマーやトマス・エイキンズ等の写実主義の作品、チャイルド・ハッサムやウィリアム・メリット・チェイス等のアメリカの印象派の作品
- スイスの画家カール・ボドマーが1832年から34年にミズーリ川沿いを旅した際の作品やアルフレッド・ジェイコブ・ミラーの作品
- ネイティヴ・アメリカンの作品
- 20世紀の絵画や彫刻。アンリ・マティスやスチュアート・デイヴィス、ジョン・スローン、ロバート・ヘンライ、デボラ・バターフィールド、ドナルド・ジャッド, ソル・ルウィット、マーティン・プーリエ等。グラント・ウッドとトーマス・ハート・ベントンによるリージョナリズム(地方主義) の作品やジャクソン・ポロック、ハンス・ホフマン、ヘレン・フランケンサーラーによる抽象表現主義、ジョージ・シーガル、トム・ウェッセルマンによるポップアート
ギャラリー
- ティツィアーノ・ヴェチェッリオ『ハヤブサを持つ男の肖像』1537年
- エル・グレコ『聖フランシスの平和の祈り』1580年-1585年
- パオロ・ヴェロネーゼ『鏡の中のヴィーナス』1585年
- レンブラント・ファン・レイン『ディルク・ヴァン・オズの肖像』1658年
- アンゲリカ・カウフマン『読書するメアリー・ティズデールの肖像』1771年-1772年
- ジャン=バティスト・カミーユ・コロー『シャトー=ティエリ』1855年
- クロード・モネ『牧草地』1879年
- ジャン・レオン・ジェローム『パシャの嘆き』1882年
- クロード・モネ『ボルディゲーラの小さな田舎の農園』1884年
- ウィリアム・アドルフ・ブグロー『春の再来』1886年
- アルバート・ビアスタット『嵐のマッターホルン』1886年
- ピエール=オーギュスト・ルノワール『ピアノに向かう若い少女たち』1889年
参照
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、ジョスリン美術館に関連するカテゴリがあります。
- Official Joslyn Art Museum website