タフピッチ銅

タフピッチ銅(タフピッチどう、TPC:Tough-Pitch Copper)は、広く導電用材料として使われている純度99.9%(3N以下)程度のである。

概要

純銅のなかでも電気導電性、熱伝導性、絞り性、耐食・耐候性に優れる。ただし、微量の酸素が残留しているため、600℃以上に加熱すると残留酸素と水素が反応して、水素脆性を引き起こすことがある[1]

特性等[2]

  • 銅合金番号:C1100
  • 成分: Cu 99.90以上
  • 引張強さ:245~315N/㎜2
  • 伸び:15.0%以上
  • 硬さ:75.0~120.0HV

脚註

  1. ^ 銅の特徴 電気をよく通す金属 - METAL SPEED(湯本電機株式会社)
  2. ^ 銅材料(純銅・タフピッチ銅)のプレス加工 - 絞り加工(加藤製作所)

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