マクラーレン・MCL36

マクラーレン・MCL36
2022年イギリスグランプリ仕様
カテゴリー F1
コンストラクター マクラーレン
デザイナー ジェームス・キー
(テクニカルディレクター)
ピーター・プロドロモウ
(空力担当)
先代 マクラーレン・MCL35
後継 マクラーレン・MCL60
主要諸元
主要成績
チーム マクラーレンF1チーム
ドライバー オーストラリアの旗 ダニエル・リカルド
イギリスの旗 ランド・ノリス
出走時期 2022年
初戦 2022年バーレーンGP
最終戦 2022年アブダビグランプリ
備考  
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マクラーレン・MCL36(McLaren MCL36)は、マクラーレン2022年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーである。

概要

ドライバーは前年同様、ダニエル・リカルドランド・ノリスのラインナップ[1]

MCL36は、2月11日にマクラーレン・テクノロジー・センターで発表された。今年からGoogle chromeがオフィシャルパートナーとなり、エンジンカバーおよび、ホイールカバー、レーシングスーツに飾られる。マシンはオレンジと、前年までよりもより鮮やかなスカイブルーで彩られた[2]

戦績としては、開幕戦こそ下位に沈んだものの[3]、それ以降は調子を取り戻していき、第4戦エミリア・ロマーニャGPではノリスが3位表彰台を獲得した[4]。その後もノリスがコンスタントに入賞を重ねる一方、リカルドは入賞圏内には入れないレースが多く苦戦していた。そんな中、リカルドは第14戦ベルギーGPを前に2022年限りでマクラーレンを早期離脱することを発表[5]。チームとしては、終盤までアルピーヌとコンストラクターズランキング4位を争ったものの、最終的に敗北し、最終的には前年より一歩後退の5位となった[6][7]

記録

No. ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 ポイント ランキング
BHR SAU AUS EMI MIA ESP MON AZE CAN GBR AUT FRA HUN BEL NED ITA SIN JPN USA MXC SÃO ABU
2022年 3 オーストラリアの旗 リカルド 14 Ret 6 18 13 12 13 8 11 13 9 9 15 15 17 Ret 5 11 16 7 Ret 9 37 159 5位
4 イギリスの旗 ノリス 15 7 5 3 Ret 8 6 9 15 6 7 7 7 12 7 7 4 10 6 9 Ret 6 122

[8][9]

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ AT&A, AKAI Taro /. “2022年 F1参戦ドライバー一覧 | Formula1 Data”. Formula1-Data / F1情報・ニュース速報解説. 2023年5月13日閲覧。
  2. ^ AT&A, AKAI Taro /. “マクラーレンF1、2022年の新車「MCL36」を世界初公開…印象的なスカイブルー”. Formula1-Data / F1情報・ニュース速報解説. 2023年5月13日閲覧。
  3. ^ AT&A, AKAI Taro /. “レッドブル、燃料問題でWリタイヤ! フェラーリが3年ぶり1-2!角田裕毅は逆転入賞 / F1バーレーンGP《決勝》結果とダイジェスト”. Formula1-Data / F1情報・ニュース速報解説. 2023年5月13日閲覧。
  4. ^ AT&A, AKAI Taro /. “レッドブル、6年ぶり1-2!母国フェラーリは悪夢…角田裕毅は殊勲7位 / F1エミリア・ロマーニャGP《決勝》結果とダイジェスト”. Formula1-Data / F1情報・ニュース速報解説. 2023年5月13日閲覧。
  5. ^ AT&A, AKAI Taro /. “ダニエル・リカルド「後悔なし」2022年末でのマクラーレン早期離脱を発表”. Formula1-Data / F1情報・ニュース速報解説. 2023年5月13日閲覧。
  6. ^ “Standings” (英語). Formula 1® - The Official F1® Website. 2023年5月13日閲覧。
  7. ^ AT&A, AKAI Taro /. “2022年F1アブダビGP 決勝後ポイントランキング:レッドブル、初1-2叶わず…ハミルトンはキャリアワースト”. Formula1-Data / F1情報・ニュース速報解説. 2023年5月13日閲覧。
  8. ^ “2022 Constructor Standings”. Formula1.com (2022年3月20日). 2022年3月21日閲覧。
  9. ^ “Standings” (英語). Formula 1® - The Official F1® Website. 2023年5月13日閲覧。

参考文献

  • Wittich, Steve; Youson, Matt (2023). Almeida, Sophie. ed (英語). McLaren Racing 2022 Yearbook. Woking: McLaren Racing Ltd. 

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、マクラーレン・MCL36に関連するカテゴリがあります。
  • McLaren Racing official website
  • McLaren MCL36 record at StatsF1
イギリスの旗 マクラーレンF1チーム
チーム首脳
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  • イギリスの旗 ピーター・プロドロモウ (テクニカルディレクター{空力})
  • イギリスの旗 ロブ・マーシャル(英語版)
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  • イギリスの旗 ピアーズ・シン (エグゼクティブディレクター・オペレーション)
  • イギリスの旗 ニール・オートレイ (デザイン開発部門責任者)
  • 日本の旗 今井弘 (ディレクター・レースエンジニアリング)
現在のドライバー
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1966年 -
1980年
1981年 -
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2017年 -
現在のPUサプライヤー
現在のスポンサー
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主な関係者
創設者
チーム首脳
主なスタッフ
主なF1ドライバー
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1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
※年代と順序はマクラーレンで初出走した時期に基づく。 ※マクラーレンにおいて優勝したドライバーを中心に記載。太字はマクラーレンにおいてドライバーズワールドチャンピオンを獲得。斜体はマクラーレンにおいて優勝がないものの特筆されるドライバー。
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