甲斐好美

甲斐 好美 Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム かい このみ
ラテン文字 Konomi KAI
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 走幅跳
所属 VOLVER
生年月日 (1993-07-10) 1993年7月10日(30歳)
出身地 埼玉県
身長 151cm
体重 51kg
走幅跳 6m84cm
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甲斐 好美(かい このみ、1993年7月10日 - )は、日本の陸上競技選手専門は走幅跳

来歴

埼玉県で誕生後、まもなく宮崎県に転居し、小学校4年生から陸上競技に取り組んだ[1]日向学院中学校・高等学校に進学し、高校から陸上部で走幅跳を始めるが、高校時代のベスト記録は5m43cmであった[1]。部活動は「楽しむためにするもの」と考えており、全国高等学校総合体育大会陸上競技大会(インターハイ)への出場経験もないまま卒業した[1]

2012年の大学進学時に祖母の住む埼玉県に居を移し、「趣味としての陸上」を続ける目的で、大学の陸上部ではなく、クラブチーム「VOLVER」に加入する[1]。コーチから「6メートルは跳べるから、やるなら日本選手権まで目指してみようよ」と言われ、「軽い気持ち」で始めたが、2年生の2013年に関東選手権への出場を逃したことを契機に走力の向上に取り組み、3年生となった2014年に初めて記録が6mを超えた[1]。その後も6m台の記録を連発し[1]、2014年の第98回日本陸上競技選手権大会では6m07cmの記録で3位に入賞した[2]。11月のさいたま市跳躍記録会では6m36cmを跳んで、2014年の日本ランキング1位となった[1]

2015年はアジア陸上競技選手権大会の日本代表に選出され、6月の大会では膝の怪我を押して出場し、4本もパスをしながら[要出典]6m06cmの記録で8位に入賞した[3]。アジア陸上後の第99回日本陸上競技選手権大会(6月26日 - 29日)は膝の故障のために欠場を余儀なくされた[要出典]。しかし、2015年7月12日、復帰第1戦と位置づけていた[要出典]埼玉県新座市で行われた新座選手権にて、日本歴代3位となる6m73cmを跳び、翌2016年開催のリオデジャネイロオリンピックの参加標準記録を突破[4]。なお、同年8月22日に行われたさいたま市陸上競技選手権大会でも6m71(+0.1)を跳ぶと、更に10月24日に新座市秋季記録会で6m84に自己ベストを伸ばし3度目のリオデジャネイロ五輪標準突破を果たしている[5]

2016年、第100回日本陸上競技選手権大会では雨の中で6m36の記録で大会初優勝を飾り、リオデジャネイロオリンピック出場を内定させた[6]

脚注

  1. ^ a b c d e f g 遊び感覚の育成法で代表候補に急浮上 クラブチーム育ちの走幅跳・甲斐好美 - スポーツナビ(2015年6月1日)
  2. ^ 決勝一覧 - 日本陸上競技連盟(PDFファイル)
  3. ^ 第21回アジア陸上競技選手権大会結果 - 日本陸上競技連盟(PDFファイル))
  4. ^ 第25回新座市選手権 - VOLVERウェブサイト
  5. ^ さいたま市陸上競技選手権 - VOLVERウェブサイト
  6. ^ “甲斐 日本選手権初Vも“通過点”「五輪で7メートル跳びたい」”. スポーツニッポン. (2016年6月25日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/06/25/kiji/K20160625012844630.html 2014年6月25日閲覧。 

外部リンク

  • VOLVER - VOLVER所属選手の紹介
日本の旗日本陸上競技選手権大会 女子走幅跳優勝者
1920年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
  • 90 ラリサ・ベレズナヤ(英語版)(7m03)*
  • 91 佐々木あゆみ
  • 92 奥村仁子
  • 93 リリアナ・ナスターゼ(英語版)
  • 94 花岡麻帆
  • 95 長島静代
  • 96 佐々木あゆみ
  • 97 高松仁美
  • 98 高松仁美
  • 99 諏江加奈子
2000年代
2010年代
2020年代
  • *は大会記録
  • 走高跳
  • 棒高跳
  • 走幅跳
  • 三段跳
  • 砲丸投
  • 円盤投
  • ハンマー投
  • やり投
 
陸上競技日本代表 - 出場大会
男子
女子
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