白鳥哲汰

白鳥 哲汰
しらとり てった
Portal:陸上競技
選手情報
ラテン文字 Tetta Shiratori
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 長距離走
大学 駒澤大学経済学部
生年月日 (2001-08-24) 2001年8月24日(22歳)
出身地 埼玉県の旗埼玉県春日部市
身長 177cm
体重 58kg
自己ベスト
1500m 3分49秒92 (2019年)
5000m 13分41秒39(2023年)
10000m 28分14秒86 (2020年)
ハーフマラソン 1時間02分14秒 (2023年)
編集 テンプレートのヘルプを表示する

白鳥 哲汰(しらとり てった、2001年平成13年〉8月24日 - )は、日本陸上競技選手。埼玉県春日部市出身。駒澤大学経済学部卒業。トヨタ紡織陸上競技部所属。専門種目は長距離走

経歴

中学校は豊野中学校、高校は埼玉栄高校駒澤大学出身。

中学時代

中学3年次の全日本中学校陸上競技選手権男子3000mでは3位に入った。

全国都道府県対抗男子駅伝では埼玉チームの一員として中学生区間の2区出走し、8分44秒で区間11位。

高校時代

2018年の全国高等学校駅伝競走大会では2年次に花の1区へ出走すると、井川龍人佐藤一世らといった強力なライバル達に競り勝ち、2年生ながら区間賞を獲得した。

3年次も1区に出走したが、調子が上がらず区間16位にとどまった。

大学時代

大学1年次

大学入学以降活躍できず、全日本大学駅伝のエントリーも無かったが、11月の東海大長距離競技会で13分46秒78のタイムを出すと、12月には日体大長距離記録会で28分14秒86のタイムを出し、箱根駅伝のメンバー入りを果たす。

第97回箱根駅伝では当日変更で1区に入ったがペースの変化が激しいレースでリズムを掴めず、トップと47秒差の15位に終わる(駒澤大は13年ぶりの総合優勝を果たした)[1][2][3]

大学2年次

大学2年に入り、鈴木芽吹らとともに記録会を共にする。しかし、故障が再発しレースに出られない状況が続いた。全日本大学駅伝ではメンバー入りを果たすものの、出走することはできず。

第98回箱根駅伝では当日変更で復路7区に出走し、2位で襷を受ける。順大・西澤侑真と抜きつ抜かれつの展開が続いたが、最後は西澤に先着し2位のまま襷リレー。しかし区間10位に終わり、トップの青山学院・岸本大紀に差を大きく広げられる。駒澤大は8区でのアクシデントもあり先頭との差を詰めることができず、総合2連覇を逃した[4]

大学3年次

三大駅伝での出場はなし。

大学4年次

2023年6月10日の第306回日本体育大学長距離競技会で5000mに出場すると、13分41秒39のタイムをマークし3年ぶりに自己ベストを更新した。

出雲駅伝はエントリー外。全日本大学駅伝ではエントリーメンバー入りしたものの、出場はなし。

11月19日の第36回2023上尾シティハーフマラソンでは7位入賞を果たし、自己ベストを更新した(1時間02分14秒)。

第100回箱根駅伝では1区にエントリーされたが、当日変更で篠原倖太朗と交代し出場することはできなかった(駒澤大は総合2位)[5][6]

卒業後も競技は継続し、トヨタ紡織陸上競技部に加入した。

人物

父・白鳥敦も第68回箱根駅伝で国士舘大学の選手として箱根駅伝の6区を走り区間13位で走っており(1時間3分58秒)、その後2010年に行われた第86回箱根駅伝では奇しくも11年後に息子が走る往路1区で白バイとして選手の誘導を行った。

戦績・記録

大会 種目(区間) 順位 記録 備考
2017 天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 2区 区間11位 8分44秒
第68回全国高等学校駅伝競走大会 2区 区間9位 8分24秒
2018 第69回全国高等学校駅伝競走大会 1区 区間賞 29分16秒
2019 クロスカントリー日本選手権 U20男子8km 4位 23分57秒
春の高校伊那駅伝 1区 区間賞 18分54秒 区間新記録
天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 1区 区間21位 20分50秒
第70回全国高等学校駅伝競走大会 1区 区間16位 30分13秒
2020 天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 1区 区間12位 19分55秒

大学三大駅伝戦績

学年 出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝
1年生
(2020年度)
第32回
(開催中止)
第52回
― - ―
出走無し
第97回
1区-区間15位
1時間03分47秒
2年生
(2021年度)
第33回
― - ―
出走無し
第53回
― - ―
出走無し
第98回
7区-区間10位
1時間04分12秒
3年生
(2022年度)
第34回
― - ―
出走無し
第54回
― - ―
出走無し
第99回
― - ―
出走無し
4年生
(2023年度)
第35回
― - ―
出走無し
第55回
― - ―
出走無し
第100回
― - ―
出走無し

自己ベスト

関連項目

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 箱根駅伝 1区 2021年区間記録 讀賣新聞オンライン(2021年1月3日)
  2. ^ 駒大13年ぶり7回目の総合優勝 日テレNEWS(2021年1月3日)
  3. ^ 陸上・駅伝 - 駒澤大、13年ぶり7度目の箱根駅伝V 大八木弘明監督の「男だよ!」でスイッチ 4years.(2021年1月3日)
  4. ^ 箱根駅伝総合3位の駒澤大 大八木弘明監督「残念です。私の采配ミスです」 4years(2022年1月5日)
  5. ^ 「箱根はやはり別物」駒沢大・藤田監督、3冠逃し「どうしても選手に疲労」で2位 讀賣新聞オンライン(2024年1月3日)
  6. ^ 「気づいたら全然眠れなくなって」「誰にも言わずに病院に」駒大“最後の箱根を走れなかった”ある選手の告白…絶好調の高校時代→大学で起きたこと Number Web(2024年2月11日)

参考文献

トヨタ紡織陸上部 TOYOTA BOSHOKU LONG DISTANCE TEAM

1950年代
  • 50 林博幸(新城)
  • 51 久保正礼(西海学園)
  • 52 藤井忠彦(宇部)
  • 53 岩本松雄(飾磨工)
  • 54 山本正澄(宮崎大宮)
  • 55 南館正行(福岡)
  • 56 南館正行(福岡)
  • 57 渡辺国昭(長良)
  • 58 渡辺国昭(長良)
  • 59 岩下察男(高鍋農)
1960年代
  • 60 若松軍蔵(小林)
  • 61 若松軍蔵(小林)
  • 62 礒端克明(鹿児島実)
  • 63 藤田国夫(福岡大大濠)
  • 64 中川衞(秋田工)
  • 65 吉武鉄翁(大牟田)
  • 66 伊藤保(神戸)
  • 67 頭島幸司(中津東)
  • 68 犬塚時吉(磐田農)
  • 69 古賀丈雄(鳥栖工)
1970年代
  • 70 服部誠(相原)
  • 71 福田浩二(中津東)
  • 72 伊藤国光(上伊那農)
  • 73 瀬古利彦(四日市工)
  • 74 小山英士(世羅)
  • 75 西村義弘(鶴崎)
  • 76 吉冨悟(大牟田)
  • 77 米村雅幸(橿原)
  • 78 工藤一良(名久井農)
  • 79 坂口泰(世羅)
1980年代
  • 80 西本一也(熊本工)
  • 81 大庭幸治(埼玉栄)
  • 82 工藤康弘(世羅)
  • 83 平山征志(報徳学園)
  • 84 池田克美(秋田市立)
  • 85 仲村明(市立船橋)
  • 86 吉田祐嗣(世羅)
  • 87 巽博和(埼玉栄)
  • 88 秋山武史(洛南)
  • 89 武井隆次(國學院久我山)
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  • 20 鶴川正也(九州学院)
  • 21 森下翔太(世羅)
  • 22 長嶋幸宝(西脇工)
  • 23 折田壮太(須磨学園)28:48**
  • *は現行区間記録 **は日本人最高記録
  • 1区
  • 2区
  • 3区
  • 4区
  • 5区
  • 6区
  • 7区
典拠管理データベース: 人物 ウィキデータを編集
  • ワールドアスレティックス
  • 表示
  • 編集