百舌鳥駅
「中百舌鳥駅」とは異なります。 |
百舌鳥駅 | |
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天王寺方面改札口(西口) (2019年11月) | |
もず Mozu | |
◄JR-R29 三国ケ丘 (0.9 km) (1.3 km) 上野芝 JR-R31► | |
所在地 | 堺市堺区百舌鳥夕雲町二丁166 北緯34度33分29.02秒 東経135度29分18.99秒 / 北緯34.5580611度 東経135.4886083度 / 34.5580611; 135.4886083座標: 北緯34度33分29.02秒 東経135度29分18.99秒 / 北緯34.5580611度 東経135.4886083度 / 34.5580611; 135.4886083 |
駅番号 | JR-R30 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 阪和線 |
キロ程 | 11.1 km(天王寺起点) |
電報略号 | モス |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 3,094人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)7月18日 |
備考 | 業務委託駅 みどりの券売機プラス設置駅 |
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百舌鳥駅(もずえき)は、大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲(もずせきうん)町二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅である。駅番号はJR-R30。
JR駅の中でも、仮名(もず)よりも漢字(百舌鳥)の方が字数が多い唯一の駅である。
歴史
- 1929年(昭和4年)7月18日:阪和電気鉄道の阪和天王寺駅(現在の天王寺駅) - 和泉府中駅間開業時に仁徳御陵前停留場(にんとくごりょうまえていりゅうじょう)として設置[1]。
- 1938年(昭和13年)5月:百舌鳥御陵前停留場(もずごりょうまえていりゅうじょう)に改称[1]。
- 1939年(昭和14年)上半期:ホームを補修・延長[2]。
- 1940年(昭和15年)12月1日:阪和電気鉄道が南海鉄道と合併、南海山手線の停留場となる[3]。
- 1944年(昭和19年)5月1日:戦時買収により国有化され、運輸通信省(国鉄)阪和線所属となる[3]。同時に駅に昇格し百舌鳥駅に改称[1]。
- 1972年(昭和47年)4月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1][3]。
- 1989年(平成元年):大仙公園で開催の「オランダフェスティバル・ダッハらんど'89大阪」に合わせ、昼間時に一部の快速列車が臨時停車。
- 1992年(平成4年)11月1日:みどりの窓口営業開始。
- 1993年(平成5年)7月1日:阪和線運行管理システム(初代)導入。
- 1998年(平成10年)6月2日:自動改札機を設置し、供用開始[4]。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[5]。
- 2010年(平成22年)2月20日:駅舎リニューアル工事が完了。
- 2013年(平成25年)9月28日:阪和線運行管理システムを2代目のものに更新。
- 2014年(平成26年)
- 2月5日:みどりの窓口の営業が終了。
- 2月6日:みどりの券売機プラスが稼動開始。
- 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、分岐器のない棒線駅の構造であるが、踏切長時間鳴動対策のために駅前後の信号機が絶対信号機に変更されたため、停留所ではなく停車場である。
上下線別々に改札口があり、入場後のホーム間の移動はできない。上下線共に改札口は日根野側にある。改札とホームとはスロープだけで結ばれている。
鳳駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅である。
かつては西口にみどりの窓口が存在したが、2014年2月5日をもって営業を終了し、2月6日よりみどりの券売機プラスが稼動した。ICカード「ICOCA」を利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 阪和線 | 下り | 鳳・関西空港・和歌山方面[6] |
2 | 上り | 天王寺・大阪方面[6] |
利用状況
大阪府統計年鑑[7]によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 4,984 |
1998年 | 4,790 |
1999年 | 4,595 |
2000年 | 4,518 |
2001年 | 4,336 |
2002年 | 4,154 |
2003年 | 4,179 |
2004年 | 4,131 |
2005年 | 4,018 |
2006年 | 3,890 |
2007年 | 3,730 |
2008年 | 3,702 |
2009年 | 3,690 |
2010年 | 3,828 |
2011年 | 3,830 |
2012年 | 3,935 |
2013年 | 4,031 |
2014年 | 3,978 |
2015年 | 4,036 |
2016年 | 3,960 |
2017年 | 3,904 |
2018年 | 3,888 |
2019年 | 3,921 |
2020年 | 3,084 |
2021年 | 3,094 |
駅周辺
周辺は百舌鳥古墳群と呼ばれるエリアで、百舌鳥駅はその中心古墳である仁徳天皇陵(大仙陵古墳)の最寄り駅である(ただし、大仙陵古墳へのアクセスは快速電車が停車する隣の三国ヶ丘駅で降りる人が多い)。
バス路線
「もず駅前」停留所にて、南海バス(東山営業所)の路線が発着する。
なお、堺東駅前行きは踏切の東側に降り場が、西側に乗り場がある。西側の乗り場はもともとは深井駅行きと変わらない位置にあったが、民家の前で車道との隙間も少なく、大仙公園の入り口近くにまで移動している。このため、駅からは250mほど離れている。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 阪和線
脚注
[脚注の使い方]
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、366頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、102頁。ISBN 978-4885400612。
- ^ a b c 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日、12-13頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、185頁。ISBN 4-88283-120-1。
- ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネットアーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
- ^ a b “百舌鳥駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月28日閲覧。
- ^ 大阪府統計年鑑 - 大阪府
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、百舌鳥駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
- 百舌鳥駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
阪和線(天王寺 - 和歌山 : 阪和線 / 鳳 - 東羽衣 : 羽衣線) | |
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百舌鳥御陵前駅に関するカテゴリ:
- 日本の鉄道駅 も
- 阪和電気鉄道の鉄道駅
- かつて南海電気鉄道に所属した鉄道駅