翠準子

みどり じゅんこ
翠 準子
プロフィール
本名 岡本 良江(おかもと よしえ)[1](旧姓:加藤[2]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本東京府(現・東京都[3]
生年月日 (1933-01-01) 1933年1月1日(91歳)
血液型 O型[4]
職業 声優女優
事務所 ぷろだくしょんバオバブ[3]
公式サイト 翠 準子|ぷろだくしょんバオバブ
公称サイズ(時期不明)[5]
身長 / 体重 156 cm / 57 kg
声優活動
活動期間 1960年代 -
ジャンル アニメゲーム吹き替え
女優活動
活動期間 1949年[2] -
ジャンル テレビドラマ舞台
声優:テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

翠 準子(みどり じゅんこ、1933年1月1日[6][7] - )は、日本女優声優東京府(現・東京都)出身[3]。旧芸名緑 準子(読み同じ)。ぷろだくしょんバオバブ所属[3]

経歴

八雲学園高等学校卒業[6]

松竹歌劇団[8]、劇団華[8]テアトル・エコー[8]、グループだいこん[9]同人舎プロダクション[10]三船プロダクション[11]、タート・プロモーション[12]、岩崎事務所[6]を経て、ぷろだくしょんバオバブ[3]に所属。

2023年4月、ぷろだくしょんバオバブのサイトにおける公式プロフィールが、それまでの女性所属者一覧から「Archive(アーカイブ)」の欄に移動した[13][14]

人物

声種アルト[5]方言東北弁[3]

趣味はミステリーを読むこと、旅行水泳[3]

声優としては外画吹き替え、テレビアニメなどで活躍[5]。舞台では、ラブシーンのある役を演じる機会が多かった[15]

1966年に放送された『裸足の伯爵夫人』以降、エヴァ・ガードナー吹き替えを多く担当している[15]。翠はガードナーについて、当初は「単にきれいな人、日本流にいえば端整で般若の面を連想させる“夜叉”的な美しさ」という印象でそこまでファンではなかったといい「吹替える身として、最初はその妖艶な印象と正反対の可愛い声のギャップに少し苦しんだが、そんな彼女に近づけるうちに好きになったように思う」と述べている[15]。また「今だと絵柄的にもどぎつい、激しくしてしまうラブシーンを横顔だけで語れる人」と評している[15]

名探偵ポワロ』では、ミス・レモン(アン・フランシス)の吹き替えを担当。ポワロ役の熊倉一雄とは、かつて熊倉と同じ劇団であるテアトル・エコーに所属していたため古い付き合いだったという[16]

出演

太字は、主役・メインキャラクター。

吹き替え

担当女優

アイリーン・アトキンス
アン・フランシス
ヴァネッサ・レッドグレイヴ
  • ミッション:インポッシブル(1996年、マックス)※ソフト版
  • ディープ・インパクト(1998年、ロビン)※ソフト版
  • つぐない(2008年、ブライオニー・タリス)※ソフト版
エヴァ・ガードナー
  • 裸足の伯爵夫人(1966年、マリア・バルガス)※NET
  • 渚にて(1968年、モイラ・デヴィッドソン)※NET版
  • モガンボ(1968年、エロイーズ・ケリー)※NET版
  • 殺人者(1969年、キティ)※NET版
  • キリマンジャロの雪(1969年、シンシア・グリーン)※NET版
  • 陽はまた昇る(1970年、ブレット)※NET版
  • 五月の七日間(1970年、エレノア・ホルブルック)※NET版
  • 北京の55日(1971年、ナタリー・イワノフ男爵夫人)※NET版
  • うたかたの恋(1977年、エリーザベト皇后)※テレビ朝日
  • キリマンジャロの雪(1978年、シンシア・グリーン)※テレビ朝日版
  • 大地震(1981年、レミー・グラフ)※TBS
  • カサンドラ・クロス(1982年、ドレスラー夫人)※LD版
  • 大地震(1986年、レミー・グラフ)※テレビ朝日版
キャサリン・バルフォア(英語版)
ジェラルディン・ブルックス(英語版)
  • 逃亡者 ※TBS版
    • 第9話『洋上の黒い霧』(1964年、エイドリエンヌ・バニング)
    • 第54話『死のカーブ』(1965年、ルシア・メイフィールド)
    • 第111話『真相』(1967年、キャロライン・シンプソン)
ジーナ・ローランズ
  • 愛に迷った時(1996年、ジョージア・キング)※ソフト版
  • ポーリー(英語版)(1999年、アイビー)※ソフト版
ダイアン・ウィースト
ダイアン・ラッド
  • ランブリング・ローズ(1993年、ヒアリー夫人)※ソフト版
  • チェサピーク海岸(英語版)(2016年−2021年、ネル・オブライエン)
ホランド・テイラー
リンダ・ダーネル
  • 荒野の決闘(1969年、チワワ)※NET版
  • 三人の妻への手紙(1972年、ローラ・メイ・ホリングスウェイ)※NET版
  • 血と砂(1972年、カルメン・エスピノーサ)※NET版
  • 西部の二国旗(英語版)(不明、エレナ

映画

1961年

  • どん底(ワシリッサ〈スージー・プリム(フランス語版)〉)※フジテレビ版

1962年

1965年

  • 名誉なき決闘(オルガ〈コンスタンス・ドーリング(英語版)〉)※フジテレビ版

1967年

  • マダムと泥棒(ハイペーシア〈エレーヌ・バールズ〉)※東京12ch版

1968年

1969年

  • 緯度0大作戦(アン・バートン〈リンダ・ヘインズ(英語版)〉)※劇場公開版

1970年

1971年

1972年

1973年

1974年

1976年

1977年

1980年

1981年

1982年

  • ぼくの伯父さん(アルペル夫人〈アドリアンヌ・セルヴァンティ(フランス語版)〉)※テレビ朝日版

1983年

  • 続・ある愛の詩(バレット夫人 〈メグ・マンディ(英語版)〉)※テレビ朝日版

1985年

1986年

  • 裏窓(ロンリーハート夫人〈ジュディス・イヴリン(英語版)〉)※テレビ朝日版

1990年

1995年

  • 死の標的(ケイト・ハッチャー〈ベット・フォード(英語版)〉)※テレビ朝日版

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2008年

2010年

2011年

2015年

  • キョンシー(ムイ〈パウ・ヘイチン(英語版)〉)※ソフト版

ドラマ

1962年

  • トワイライト・ゾーン ※TBS版
    • 第64話『火星人は誰だ』(エセル・マコネル〈ジーン・ウィルス(英語版)〉)

1964年

  • 逃亡者 ※TBS版
  • トワイライト・ゾーン ※TBS版
    • 第103話『おのれの影』(ジェシカ・コネリー〈ゲイル・コービー(英語版)〉)
    • 第119話『霧に消えた船』(アイリーン・ランサム〈ジョイス・ヴァン・パタン〉)

1965年

  • 逃亡者 ※TBS版
    • 第68話『蜜の奇跡』(マリアンヌ・アダムス〈シェリー・ノース(英語版)

1966年

  • アウター・リミッツ ※日本テレビ版
    • 第36話『ウルトラ人間』(スーザン・ウェイン〈バーバラ・ウィルキン〉) 
    • 第37話『ガラスの手を持つ男』(コンスエロ・ビエロス〈アーレン・マーテル(英語版)〉)

1969年

1970年

1989年

  • アルフ(ライマン校長〈マーシア・ウォレス(英語版)〉)※NHK版
  • おしどり探偵 ※NHK版
    • 第9話『婚約者失踪の謎』(イルマ・クレイバー〈ロウィーナ・クーパー(英語版)

1990年

1993年

  • シャーロック・ホームズの冒険 ※NHK版
    • 第34話『サセックスの吸血鬼』(メイスン夫人〈エリザベス・スプリッグス(英語版)〉)

1994年

2005年

2008年

2010年

2013年

アニメ

1996年

1997年

1998年

1999年

2002年

2003年

2004年

人形劇

1962年

  • スーパーカー
    • 第26話『映画騒動』(オルガ・デヴェネッシュ)※フジテレビ版

1967年

  • サンダーバード
    • 第31話『宇宙放送局の危機』(アンナ・マーシャル教授)

1968年

1969年

放送日不明

テレビアニメ

1977年
  • 家なき子
1980年
1985年
1986年
1991年
1995年
1997年
2001年
2003年
2004年
2005年
2007年
2008年
2009年
2018年

劇場アニメ

OVA

ゲーム

ドラマCD

特撮

テレビドラマ

  • 銭形平次 第11話「雨の中の男」(1966年、フジテレビ ) - お市
  • ライオン奥様劇場(フジテレビ )
    • 大奥の女たち(1971年) - 高岡
    • 落城の舞い(1972年) - 小督
    • 徳川の夫人たち(1974年) - 雲井
    • 妻の再婚(1980年) - とみ子
    • 山肌(1981年)
  • 花王愛の劇場(TBS)

脚注

  1. ^ 『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年、542頁。ISBN 4-87376-160-3。 
  2. ^ a b 「新劇便覧」『テアトロ』、カモミール社、1965年8月、318頁。 
  3. ^ a b c d e f g “翠 準子”. ぷろだくしょんバオバブ. 2023年1月21日閲覧。
  4. ^ 『声優名鑑 アニメーションから洋画まで…』近代映画社、1985年、154頁。 
  5. ^ a b c “翠準子とは”. タレントデータベースWeblio辞書. 2017年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月17日閲覧。
  6. ^ a b c 『日本タレント名鑑(1985年版)』VIPタイムズ社、1984年、427頁。 
  7. ^ 『出演者名簿(1995年版)』著作権情報センター、1994年、634頁。 
  8. ^ a b c 『日本タレント年鑑』VIPタイムズ社、1970年、270頁。 
  9. ^ 『出演者名簿(1973年版)』著作権資料協会、1972年、411頁。 
  10. ^ 『日本タレント名鑑(1974年版)』VIPタイムズ社、1974年、237頁。 
  11. ^ 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、104頁。 
  12. ^ 『日本タレント名鑑(1982年版)』VIPタイムズ社、1981年、378頁。 
  13. ^ “women - ぷろだくしょんバオバブ”. 2022年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月16日閲覧。
  14. ^ “women - ぷろだくしょんバオバブ”. 2023年4月16日閲覧。
  15. ^ a b c d テレビ朝日『映画はブラウン館の指定席で―淀川長治と『日曜洋画』の20年』全国朝日放送、1986年、92頁。ISBN 4881310798。 
  16. ^ 「熊倉一雄インタビュー」『NHKウィークリーステラ』9/12号、NHK、2014年、25頁。 
  17. ^ “劇映画 「偽の売国奴」 ―パラマウント1961年度作品―”. https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A197006211350001300100 2024年1月8日閲覧。 
  18. ^ “チャーリーとチョコレート工場”. 金曜ロードSHOW!. 2016年8月1日閲覧。
  19. ^ “雪の女王”. トムス・エンタテイメント. https://www.tms-e.co.jp/alltitles/2000s/619101.html 2016年5月6日閲覧。 
  20. ^ “CHARACTER”. Starry☆Sky 〜After Winter〜. 2013年8月23日閲覧。
  21. ^ “Character”. Starry☆Sky 〜After Winter〜 Portable. 2013年8月23日閲覧。
  22. ^ “キャラクター”. ドラえもん のび太の牧場物語. バンダイナムコエンターテインメント. 2019年5月3日閲覧。

外部リンク

ぷろだくしょんバオバブ
代表取締役社長
  • 神田百合恵
所属声優
男性
女性
旧・所属声優
  • カテゴリかつて所属していた声優
カテゴリ カテゴリ