肩関節

肩関節(肩甲上腕関節)。円内図の右が肩甲骨、左が上腕骨
棘上筋による肩関節の動き

肩関節(けんかんせつ)は、にある関節。一般的には肩甲上腕関節(第一肩関節)の事を指し(肩甲骨上腕骨をつなぐ間の部分で、肩甲骨の関節窩と上腕骨頭で形成された関節部分)、これを狭義の肩関節という。広義の肩関節は、肩甲骨、上腕骨、鎖骨胸骨胸郭に関連する5つの関節(文献によっては、肩甲上腕関節・肩鎖関節・胸鎖関節の3つの場合もある)で構成されており、肩複合体と呼ばれることもある。

広義の肩関節5つは以下の通り。

  • 肩甲上腕関節(第一肩関節)
  • 第二肩関節
  • 肩鎖関節 - 肩峰関節面と鎖骨肩峰端にある関節面との間の平面関節
  • 胸鎖関節 - 胸骨と鎖骨との間の関節(形態学的には鞍関節、機能的(運動学的)には球関節)
  • 肩甲胸郭関節 - 肩甲骨と胸郭との間の関節

これらは解剖学的関節と機能的関節に分けられることもある。

関連項目

外部リンク

  • 肩関節を含む上肢連結解剖図と用語解説慶應義塾大学医学部解剖学教室・船戸和弥のホームページ
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