草野歩

草野 歩
Ayumi Kusano
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1985-06-22) 1985年6月22日(38歳)
出身地 東京都江戸川区
ラテン文字 Ayumi Kusano
身長 174cm
血液型 B型
選手情報
愛称 アユ
利き手
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草野 歩(くさの あゆみ、1985年6月22日 - )は、東京都出身の元ビーチバレー選手である。ニックネームは「浜辺のあゆ」[1]

来歴

共栄学園高校(東京都葛飾区)で2年までインドアの選手として春高バレーインターハイに出場。

3年でビーチに転向。マドンナカップ優勝を果たす。

日本体育大学進学後もユニバーシアードの代表に選出される活躍を見せる。かなり運動能力の高い選手である。日体大では、バレーボール部主将を務め人望も厚かった。

卒業後は湘南ベルマーレスポーツクラブに加入。同期の尾崎睦とペアを組み国内外を転戦。JBVツアー愛知大会ではわずか2戦目で3位入賞となる。海外でもユニバーシアード大会で5位、アジアビーチで7位の成績を残す。

2009年にはJBVツアー第4戦東京大会で初優勝。JBVグランドスラムでもタイトルを獲得した。

同年、尾崎とのペアを解消。最後の大会となった12月のアジア選手権では、3位決定戦で田中姿子溝江明香ペアを降し銅メダルを獲得。

2009年12月ロンドン五輪出場を目指して浅尾美和とパートナー結成。それに伴い浅尾が所属するエスワンに移籍。 また五輪出場を目指すため森永製菓ウイダーサポート選手として、肉体強化にも取り組んでいる。

2010年ビーチバレー界で人気があった草野歩・浅尾美和のペアー(通称「浅草ペアー」)は11月3日に解消され、11月末をもってエスワンと契約終了[2]

2013年4月より、ペアの尾崎睦とともにミキハウス所属となる。

2013年11月、ビーチバレー強化指定選手(男女各2名)に公募を経て選ばれた[3]

2014年6月にJVAビーチバレーボールシリーズA初戦(南あわじ大会)に出場し、初代王者となった[4]

2014年11月、JVAビーチバレーボール強化指定候補選手(女子8名)に選出され、記者発表が行われた[5]

2016年には、日本体育大学大学院修士課程で学びながらビーチバレー部のコーチを務めた。

2017年12月より、パソナ所属となる[6]

2021年8月31日、現役引退が発表された。引退後は「パソナグループ所属アスリートコーチ」に就任。後進育成と業界発展に注力する[7]

プロビーチバレーボール選手としてプレーしてきた約14年間、本当にたくさんの方々にサポートしていただき、感謝の気持ちで一杯です。支えてくれた家族や友人、先輩・後輩、ファンの方々、コーチやサポートスタッフ、所属先であるパソナグループの皆様、長きにわたる応援、ありがとうございました。最後のシーズンでは、これまでの競技人生に感謝の気持ちを持ちながら、最高の仲間と共に、目標に向かって挑戦することができました。競技人生においてはやり残したことはなく、とても幸せな選手生活を送ることができました。今後はサポートする側として、ビーチバレーボール界の発展に貢献していきたいと思っています。第二の人生も、多くの人に夢を届けられるよう頑張りますので、引き続きご支援の程、どうぞ宜しくお願いいたします。 — 草野歩「PR TIMES|草野歩選手(ビーチバレーボール)現役引退 ならびに パソナグループ所属アスリートコーチ就任のお知らせ」より[7]

脚注

  1. ^ 2008年ワールドツアー大阪大会での朝日新聞の記事より。
  2. ^ 草野歩選手 エスワン所属契約終了のご報告
  3. ^ JVAビーチバレーボール強化指定選手選考会 選考結果発表 - 日本バレーボール協会
  4. ^ 日本バレーボール協会. “西村/土屋組(男子)、草野/藤井組(女子)が初代チャンピオン! 2014JVAビーチバレーボールシリーズA南あわじ大会”. 2014年6月30日閲覧。
  5. ^ ビーチバレーボール強化指定候補選手が所信表明|トピックス|JVA 日本バレーボール協会
  6. ^ パソナグループ. “現役アスリート2名が株式会社パソナに入社 ビーチバレーボール 草野 歩、7人制ラグビー 寺田 明日香”. 2018年2月14日閲覧。
  7. ^ a b “草野歩選手(ビーチバレーボール)現役引退 ならびに パソナグループ所属アスリートコーチ就任のお知らせ”. PR TIMES (2021年8月18日). 2021年9月24日閲覧。

外部リンク

  • 草野 歩(ビーチバレー)|MIKI HOUSE SPORTS CLUB
  • トータルスポーツ事業|Crossbrace
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代