鎌倉石

鎌倉石(かまくらいし)は、神奈川県鎌倉市および藤沢市周辺に分布する凝灰質砂岩。比較的柔らかく加工が容易だが、そのために磨耗しやすい[1]。現在は採掘されていない。

概要

鎌倉市、藤沢市周辺の一部に分布する池子層、浦郷層、野島層から採掘された凝灰質砂岩で柔らかく火に強い。価格は安かった。かまどにも使用された。鎌倉時代から使用され、関東大震災後の復興のため土台石によく使用された。鎌倉の歴史の古い寺院では鎌倉石によって、より古刹風情を出している[2]

脚注

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出典

参考文献

  • 白井, 永二『鎌倉辞典』東京堂出版、1999年12月10日、63頁。ISBN 4490103034。 
  • 藤沢の自然 編集委員会 編『ふじさわの大地-人々の暮らしと自然-』藤沢市教育文化センター、2002年3月26日。 

関連項目

外部リンク

  • かつて採石されていた鎌倉石って、どんな石? - (はまれぽ.com
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