さよならは突然に

さよならは突然に」(さよならはとつぜんに)は、1972年に発表されたザ・ピーナッツの楽曲である。

概要

1972年、鈴木邦彦が作曲を手がけた。数少ない鈴木作曲のものであるが、過去にも鈴木は「ガラスの城」などを手がけたことがある。雨の中の突然の「さよなら」や「別れ」をイメージした楽曲となっている。

ザ・ピーナッツがこの頃より引退を検討していたこともあり、この頃より1975年4月に引退するまでの間、ザ・ピーナッツの楽曲は全てではないが「さよなら」をイメージした楽曲が多くなった(「さよならは微笑んで」や「お別れですあなた」等)。

同年の『第23回NHK紅白歌合戦』でも歌唱された。ただし、その時の指揮者は作曲を担当した鈴木ではなく宮川泰であった(宮川の飛び入りの指揮であった)。その際、対戦相手のビリー・バンバンは「さよならをするために」を歌唱したので、「さよなら」対決でもあった。なお、ザ・ピーナッツは後に「さよならをするために」のカヴァーも行っている。この時、冒頭の曲の紹介を佐良直美が行っていた。

1975年4月5日開催の『ザ・ピーナッツ さよなら公演』(NHKホール実施分)では「情熱の砂漠」の1番とこの「さよならは突然に」の2番を組み合わせて歌唱を行った。

上記の『紅白歌合戦』および『さよなら公演』の映像はNHK内に保存されている。

作成者

参考文献・出典

  • キングレコード『ザ・ピーナッツ メモリーズBOX』付属解説書
先代
サンフランシスコの女
ザ・ピーナッツ
NHK紅白歌合戦歌唱楽曲
1972年・第23回
次代
ウナ・セラ・ディ東京(3)
伊藤エミ (姉) - 伊藤ユミ (妹)
シングル

可愛い花 - 南京豆売り - キサス・キサス - 情熱の花 - 乙女の祈り - モスラの歌 - 悲しき16才 - 心の窓にともし灯を - マイ・ホーム・タウン - ルナ・ナポリターナ - スター・ダスト - 月影のキューバ - スク・スク - ヘロー・メリー・ルー - コーヒー・ルンバ - ふりむかないで - 私と私 - ジョニー・エンジェル - レモンのキッス - 恋のバカンス - ポカンポカン - 東京たそがれ/ウナ・セラ・ディ東京 - ジューン・ブライド - スーヴェニール東京 - ドンナ・ドンナ - 明日になれば - ローマの雨 - 銀色の道 - 東京ブルー・レイン - 恋のフーガ - 恋のロンド - 愛への祈り - ガラスの城 - 東京の女 - 大阪の女 - リオの女 - サンフランシスコの女 - 情熱の砂漠 - さよならは突然に - 浮気なあいつ - よこがお

アルバム
トリビュート
楽曲
CM・番組

エーワンベーカリーのうた - レナウンの唄 - 日本テレビの歌 - シャボン玉ホリデー - 小田急ピポーの電車 - ルルの唄 - キッコーマンの唄 - 若い季節 - かーんかーんカネボウ - 日立キドカラーの歌 - QRソング

みんなのうた
その他

白い恋人たち

出演
番組

魅惑の宵 - ザ・ヒットパレード - シャボン玉ホリデー(SP) - NHK紅白歌合戦 - エド・サリヴァン・ショー - カテリーナ・ヴァレンテ・ショー - ダニー・ケイ・ショー

映画
コンサート

ピーナッツ・ホリディ - 世界を駆ける可愛い花(10周年記念コンサート「ザ・ピーナッツ・フェスティバル」) - ザ・ピーナッツ さよなら公演

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