サウジアラビアの国章

サウジアラビアの国章
詳細
使用者 サウード家
採用 1950年
シミターの上にヤシの木

サウジアラビア王国国章(サウジアラビアのこくしょう)は、二本の交差した新月刀(シミター)の上にサウジアラビアの木である椰子が描かれている。椰子との紋章は、1930年頃から用いられてきたが、国章としては1950年から使われている。

制定当初に二本の刀が意味したものは、国名がサウジアラビアになる以前の国名だった「ナジュド及びヒジャーズ王国」の二つの地域を表すというものや、サウジアラビアを建国したサウード家とワッハーブ家とを表すというものもある。

今日では、椰子の木は農業オアシス・生命力・成長を表し、二本の剣は正義や信仰に根ざす力、イスラムの守護を表すとされる。

  • 1932年から1950年までの国章
    1932年から1950年までの国章

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*1 ヨーロッパにも分類され得る。 2 一部はアフリカに含まれる。
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