ティム・アサートン

ティム・アサートン
Tim Atherton
ブリスベン・バンディッツ
基本情報
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
出身地 ニューサウスウェールズ州ケンプシー
生年月日 (1989-11-07) 1989年11月7日(34歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
209 lb =約94.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2007年 アマチュアFA
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴
国際大会
代表チーム オーストラリアの旗 オーストラリア
WBC 2017年2023年
プレミア12 2019年
この表について
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プロジェクト:野球選手  ■テンプレート

ティム・アサートン英語: Tim Atherton, 本名:ティモシー・イアン・アサートンTimothy Ian Atherton1989年11月7日[1] - )は、オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州ケンプシー出身のプロ野球選手(投手)。

オーストラリア先住民であるアボリジニの一派であるガンダンガラ人(英語版)である[2]

経歴

2010年冬季にオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)のキャンベラ・キャバルリーでプレーした。ここでは16試合に登板し、2勝3敗3セーブ、防御率4.67を記録した[3]

ツインズ傘下時代

2011年5月1日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結び[4]、プロ入りを果たした。

同年6月16日に傘下ルーキーリーグのガルフ・コーストリーグ・ツインズへ配属された[5]。ここでは4試合(1試合で先発)登板し、防御率2.25を記録した[4]。8月5日に傘下アドバンスルーキーリーグのエリザベストン・ツインズへ昇格した[6]。ここでは6試合(4試合で先発)登板し、3勝0敗、防御率1.50を記録した[4]

オフには前年同様にABLのキャンベラ・キャバルリーでプレーした。ここでは、3試合に先発登板し、0勝1敗、防御率9.56を記録した[3]

2012年4月4日に保留選手名簿に登録された[7]。5月25日に傘下Aベロイト・スナッパーズへ昇格した[4]。9月4日に故障者リスト入りした[4]。最終的に26試合に登板し、1勝2敗、防御率3.10を記録した[4]

オフにはABLのシドニー・ブルーソックスでプレーした。ここでは9試合(8試合で先発)登板し、2勝1敗、防御率2.44を記録した[3]

2013年は傘下Aシーダーラピッズ・カーネルズでプレーした。31試合(11試合で先発)登板し、8勝5敗2セーブ、防御率2.54を記録した[4]

アスレチックス傘下時代

2013年12月12日にルール・ファイブ・ドラフトでオークランド・アスレチックスへ移籍した[8]

2014年3月2日にニューサウスウェールズ州シドニーで初めてオーストラリアで開催されたMLB開幕戦の前に開催された親善試合である「オーストラリアン・チャレンジ」のオーストラリア代表に選出された[9]

シーズンでは3月31日に傘下アドバンスAストックトン・ポーツへ配属された[10]。4月29日に故障者リスト入りした[11]。5月1日に故障者リスト入りした[12]。5月10日に、復帰した[12]。7月5日に傘下AAAサクラメント・リバーキャッツへ昇格した[13]。7月7日に傘下アドバンスAストックトンへ降格した[14]。7月8日にDL入りした[14]。8月31日に傘下AAAサクラメントへ昇格した[15]。最終的に傘下アドバンスAストックトンでは、15試合に先発登板し、6勝2敗、防御率5.04を記録した[4]。傘下AAAサクラメントでは1試合に先発登板した[4]

オフには3シーズン振りにABLのキャンベラ・キャバルリーでプレーした。ここでは12試合に先発登板し、6勝2敗、防御率3.56を記録した[3]

2015年4月8日に傘下アドバンスAストックトンへ降格した[16]。ここでは、4試合に先発登板し、防御率1.17を記録した[4]。4月27日に傘下AAミッドランド・ロックハウンズへ昇格した[17]。7月8日に故障者リスト入りした[18]。7月15日に復帰した[4]。7月26日にDL入りした[18]。8月31日に復帰した[19]。9月5日に故障者リスト入りした[20]。オフに FAとなった。

アスレチックス退団後

2015年オフに肩の手術を行なった影響で、ABLでプレーすることは無かった[21]

2016年6月6日に第28回ハーレムベースボールウィークオーストラリア代表に選出された[22]

2017年2月9日に第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)本戦のオーストラリア代表に選出された[23]。3月8日の日本戦に先発登板し、筒香嘉智から奪三振を記録するなど、4回を投げ無失点に抑えていた[24]

10月20日にABLに参加し、ブリスベン・バンディッツでプレーすることになった[21]

2018年には、CPBL中信兄弟の入団テストを受験するも、入団には至らなかった。

2019年10月8日に第2回WBSCプレミア12オーストラリア代表に選出された[25]

2023年2月10日に第5回WBCオーストラリア代表に選出され、2大会連続2度目の選出を果たすと共に、投手キャプテンを務めることになった[26]。しかし、一身上の都合により途中離脱することとなった[27]

選手としての特徴

詳細情報

背番号

ABL
  • 12 (2011年 - 同年終了)
  • 37 (2012年 - 同年終了)
  • 24 (2014年 - 同年終了)

代表歴

脚注

  1. ^ https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=athert001tim
  2. ^ ERIC BALNAR (2023年2月28日). “WHAT THE INDIGENOUS REPRESENTATION SYMBOL ON TEAM AUSTRALIA'S WORLD BASEBALL CLASSIC JERSEY REPRESENTS” (英語). Baseball.com.au. 2023年2月28日閲覧。
  3. ^ a b c d Tim Atherton stats ABL.com (英語)
  4. ^ a b c d e f g h i j k Tim Atherton stats MiLB.com (英語)
  5. ^ Gulf Coast League Transactions June 2011 MiLB.com (英語)
  6. ^ Appalachian League Transactions August 2011 MiLB.com (英語)
  7. ^ Appalachian League Transactions April 2012 MiLB.com (英語)
  8. ^ A's select RHP Tim Atherton in Triple-A phase of Rule 5 Draft MLB.com Press Release (英語) (2013年12月12日) 2015年9月15日閲覧
  9. ^ AUSTRALIA RELEASES FINAL ROSTER TO FACE DODGERS AND DIAMONDBACKS Baseball Australia (英語) (2014年3月4日) 2015年9月15日閲覧
  10. ^ California League Transactions March 2014 MiLB.com (英語)
  11. ^ California League Transactions April 2014 MiLB.com (英語)
  12. ^ a b California League Transactions May 2014 MiLB.com (英語)
  13. ^ Pacific Coast League Transactions July 2014 MiLB.com (英語)
  14. ^ a b California League Transactions July 2014 MiLB.com (英語)
  15. ^ Pacific Coast League Transactions August 2014 MiLB.com (英語)
  16. ^ California League Transactions April 2015 MiLB.com (英語)
  17. ^ Texas League Transactions April 2015 MiLB.com (英語)
  18. ^ a b Texas League Transactions July 2015 MiLB.com (英語)
  19. ^ Texas League Transactions August 2015 MiLB.com (英語)
  20. ^ Texas League Transactions September 2015 MiLB.com
  21. ^ a b Bandits add national team pitcher ABL.com (英語) (2017年10月20日) 2017年10月22日閲覧
  22. ^ Team Australia squad announced for Honkbal Baseball Australia Southern Thunder (英語) (2016年6月6日) 2016年7月17日閲覧
  23. ^ Australia’s roster finalised for WBC Baseball Australia Southern Thunder (英語) (2017年2月9日) 2017年2月13日閲覧
  24. ^ “>Japan vs. Australia Wrapup” (英語). World Baseball Classic (2017年3月8日). 2017年5月1日閲覧。
  25. ^ DAVID PENROSE (2019年10月8日). “BORAL TEAM AUSTRALIA'S PREMIER12 ROSTER ANNOUNCED”. baseball.com.au. 2021年1月24日閲覧。
  26. ^ “Team Australia announces 30-man roster for World Baseball Classic” (英語). Baseball.com.au (2023年2月10日). 2023年2月1日閲覧。
  27. ^ “AUSTRALIA ANNOUNCES ROSTER CHANGE AT WORLD BASEBALL CLASSIC”. baseball.com.au. (2023年3月10日). https://baseball.com.au/news/wbc-30-man-change/ 2023年3月17日閲覧。 

関連項目

外部リンク

  • 選手の通算成績と情報 MLB、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
  • Tim Atherton stats MiLB.com (英語)
  • Tim Atherton stats ABL.com (英語)
  • Tim Atherton (@TimAtherton89) - X(旧Twitter)
ブリスベン・バンディッツ 2010 - 2011
監督
コーチ
投手
  • 15 ジェームス・アルバリー
  • 30 ジェレミー・アトキンソン
  • 1 ルーカス・バッカー
  • 9 スティーブン・チャンバース
  • 16 ジャスティン・エラスマス
  • 40 マシュー・ガハン
  • 26 ジェイソン・キルビー
  • 27 ブレット・モンゴメリ
  • 24 シモン・モリス
  • 34 クリス・マウディ
  • 35 ドリュー・ナイラー
  • 32 リャン・シアレ
  • 39 フィル・ストックマン
  • 31 アーロン・トンプソン
  • 7 ジョシュ・ワーナー
  • 3 クリス・ラン
捕手
  • 29 リャン・バタグリア
  • 41 キエラン・ブラッドフォード
  • 25 ジョエル・ノートン
  • 18 ミチェル・ニスロsン
内野手
  • 10 ニック・ビドイス
  • 17 アンドリュー・チャンベル
  • 21 ブラッド・ダットン
  • 11 ウェイド・ダットン
  • 32 ジェームス・リンガー
  • 33 ロリー・ローズ
  • 8 アラン・シェーンバーガー
  • 43 デイビット・サジャーランド
外野手
 
オーストラリアの旗 野球オーストラリア代表
オーストラリアの旗 野球オーストラリア代表 - 2016 ハーレムベースボールウィーク
監督
コーチ
投手
捕手
  • 29 ライアン・バタグリア
内野手
外野手
オーストラリアの旗 野球オーストラリア代表 - 2017 ワールド・ベースボール・クラシック
監督
コーチ
  • トニー・ハリス (三塁ベースコーチ)
  • マイケル・コリンズ (一塁ベースコーチ)
  • クレイグ・シップリー (ベンチコーチ)
  • グレアム・ロイド (ブルペンコーチ)
  • フィリップ・デイル (投手コーチ)
  • ケビン・ジョーダン (打撃コーチ)
  • アンドリュー・グラハム (アシスタントコーチ)
投手
捕手
内野手
外野手
 
予選ロースター
監督
投手
捕手
内野手
外野手
オーストラリアの旗 野球オーストラリア代表 - 2023 ワールド・ベースボール・クラシック
監督
コーチ
  • 13 シェイン・ワトソン(英語版) (ベンチコーチ)
  • 32 クリス・アダムソン (打撃コーチ)
  • 3 ウィル・ブラッドリー (アシスタント打撃コーチ)
  • 33 ジム・ベネット (投手コーチ)
  • 18 マイケル・コリンズ (一塁ベースコーチ)
  • 19 アンドリュー・グラハム (三塁ベースコーチ)
  • 27 グレアム・ロイド(英語版) (ブルペンコーチ)
投手
捕手
  • 9 ロビー・パーキンス(英語版)
  • 10 アレックス・ホール(英語版)
  • 24 ライアン・バタグリア(英語版)
  • 48 ジョーダン・マカードル
内野手
外野手
  • 2 アーロン・ホワイトフィールド(英語版)
  • 17 アンドリュー・キャンベル(英語版)
  • 23 ティム・ケネリー(英語版)
  • 60 ウルリヒ・ボジャルスキ
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