C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験
実施国 日本の旗 日本
資格種類 民間資格
分野 情報処理プログラミング(C言語)
試験形式 パソコンを使った実技試験(1級)、マークシート形式の筆記試験(2級・3級)
認定団体 サーティファイ
認定開始年月日 1992年
等級・称号 1級 - 3級
公式サイト http://www.sikaku.gr.jp/js/cp/
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C言語プログラミング能力認定試験(シーげんごプログラミングのうりょくにんていしけん)は、サーティファイが実施している民間の検定試験である。

概要

1992年より実施。C言語を用いたプログラミング能力を評価する試験であり、主にプログラマを目指す者が受験している。

C言語の実務能力を測定する試験としては知名度が高く、企業でも信頼されている資格となっている[1]。また、ITスキル標準(ITSS)ではスキルレベル3とされている[2][3]

試験科目、区分

受験級は、1級、2級、3級の3段階でレベル分けされている。

認定基準
  • 1級:C言語を駆使し、応用プログラム(言語処理系、ユーティリティなど)が作成できる能力を有する。また、使用しているオペレーティングシステムについて理解をしている。
  • 2級:小規模のプログラム(500行程度)が適切に(理路整然、簡潔、正しく、速く)書ける。また、各種の基本的なアルゴリズムを理解している。
  • 3級:C言語の概念を理解し、簡単なプログラムが書ける。

試験形式

1級
  • パソコンを使用した実技試験である。
  • サーティファイが事前に公開しているテーマプログラム(1,700行程度)に対する仕様変更、仕様追加に対応したプログラム作成(コーディング・入力・コンパイルデバッグを含む)、および変更仕様書の作成を行う。
  • テーマプログラムは過去問題集にも収録されている。
  • 2問必須。試験時間は150分。60%以上の得点率で合格となる。
2級
  • 多岐選択式・マークシート形式の筆記試験である。
  • C言語プログラミングに必要なプログラミング知識・技能を出題範囲に従って出題される(プログラムの空欄を補完する問題を含む)。3級に比べて応用的な問題が多い。
  • テーマ別大問8問程度必須。試験時間は90分。60%以上の得点率で合格となる。
3級
  • 多岐選択式・マークシート形式の筆記試験である。
  • C言語プログラミングに必要なプログラミング知識・技能を出題範囲に従って出題される(プログラムの空欄を補完する問題を含む)。2級に比べて基礎的な問題が多い。
  • テーマ別大問6問程度必須。試験時間は60分。60%以上の得点率で合格となる。

実施スケジュール、試験会場

公開試験は、1級および2級では1月下旬と6月下旬の年2回、3級ではこれに加えて9月下旬にも実施される(年3回)。

公開会場は札幌市東京特別区名古屋市大阪市福岡市の全国5都市に設置される。

なお、大学短期大学専修学校高等学校企業等が団体受験を申し込むこともできる。団体受験の場合、試験日時と会場は個別に設定することができる。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ C言語で取るべき資格3つ|試験の概要やおすすめの問題集などをご紹介|お役立ち情報を随時更新! - SEES
  2. ^ 「できる」の証明はサーティファイのIT系資格試験で。人気の4資格を大特集。 - 日本の資格・検定
  3. ^ これは国家資格の基本情報技術者試験(スキルレベル2)より高い。

関連項目

外部リンク

  • C言語プログラミング能力認定試験_資格検定のサーティファイ
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コンピュータの資格
国家資格
情報処理技術者
高度区分
過去の区分
日本商工会議所主催
中央職業能力開発協会認定
文部科学省後援
全国商業高等学校協会主催
全国工業高等学校長協会主催
経済産業省推進資格
マイクロソフト
サーティファイ
その他民間資格
シスコ技術者認定
試験実施団体
IPA
関連分野
情報セキュリティ
プログラミング
表計算
  • 表計算 (情報処理技術者試験)
  • マクロ
コンピュータシステム
ITマネジメント
関連項目