ヤマハ・キュート

ヤマハ・キュート (Cute) は、ヤマハ発動機が販売していたスクータータイプの原動機付自転車である。1984年6月発売、現在は既に生産を終了している。

概要

パッソルII」の後継モデルにあたり、女性層をメインターゲットとして開発された。前後8インチサイズのタイヤを採用し、車両重量は乾燥で39kg(標準型)と軽量であった。また、セルスターターが全グレードに標準装備され、キック機構が排除された。 [1]

搭載されるエンジンは、新設計の片持ちクランク方式で最高出力4.0psを発揮する空冷2サイクル単気筒。駆動方式はパッソル系のオイルバス式チェーンドライブではなくVベルトによるオートマチックを採用していた。 グレードは標準型の「デラックス」と、キー付きフロントトランク装備した「カスタム」の2種類。当時のメーカー希望小売価格はデラックスで79,800円、カスタムで89,800円であった。

脚注

  1. ^ 「乗る人キュート。Cute:新発売」『ヤマハニュースNo.252』ヤマハ発動機株式会社、1984年6月1日

関連項目

外部リンク

  • 1984年 Cute(CN50E)コミュニケーションプラザ展示コレクション ヤマハ発動機株式会社
ヤマハオートバイ車種
50 cc
51 - 125 cc
126 - 250 cc
251 - 400 cc
401 - 600 cc
601 - 1000 cc
1001 cc -
電動スクーター

(すべて原付一種・定格出力580W)

競技車両
電動競技車両

TY-E

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