産経プロアマトーナメント戦
産経プロアマトーナメント戦（さんけいプロアマトーナメントせん）は、日本の囲碁の棋戦。2005年創設。関西棋院所属のプロ棋士とアマチュア各16名の計32名が出場する。主催は産経新聞社、関西棋院。優勝賞金100万円。対局の棋譜は産経新聞夕刊に掲載される。2018年の第14回を以て、棋戦休止となったことが報じられている[1]。
方式
- トーナメント戦で行う。一回戦ごとに組合せ抽選を実施。本戦はプロ16名、アマ16名。アマは、インターネット囲碁のパンダネット予選が本戦1名、一斉予選による本戦進出者が12名、主催者推薦が数名。シードは前期4強。
- 1回戦はプロとアマチュアが対局し、手合割は、プロ対男性アマは定先、プロ対女性アマは二子、プロ同士は互先。
- 互先のコミは6目半。
- 持時間は各1時間30分、残り5分から秒読み（対局時計使用）。
歴代優勝者と決勝戦
（左が優勝者）
- 2005年 結城聡 - 清成哲也
- 2006年 結城聡 - 坂井秀至
- 2007年 結城聡 - 坂井秀至
- 2008年 瀬戸大樹 - 平岡聡（アマ）
- 2009年 結城聡 - 洪マルグンセム（アマ）
- 2010年 結城聡 - 矢田直己
- 2011年 村川大介 - 倉橋正行
- 2012年 村川大介 - 中野泰宏
- 2013年 中野泰宏 - 柳田朋哉（アマ）
- 2014年 村川大介 - 瀬戸大樹
- 2015年 瀬戸大樹 - 村川大介
- 2016年 坂井秀至 - 村川大介
- 2017年 古谷裕 - 新垣朱武
- 2018年 村川大介 - 清成哲也
エピソード
- 第11回以降、欧州や米国のプロ棋士を招待している。
脚注
- ^ “産経プロアマ戦、昨年で一時休止”. 朝日新聞デジタル (2019年4月1日). 2019年11月26日閲覧。
- ^ “欧州初のプロ棋士が日本の八段に勝利”. 産経新聞. (2014年10月27日). https://web.archive.org/web/20141030035335/http://www.sankei.com/west/news/141027/wst1410270058-n1.html
- ^ “米囲碁協会初のプロ棋士、本戦出場「産経プロアマ」でリュウ初段、河六段破る”. 産経新聞. (2015年10月26日20:52). https://www.sankei.com/article/20151026-TBVRKPEEBVNSVA3QDUO3OAX3SU/
外部リンク
- 関西棋院「第12回産経プロ・アマトーナメント戦予選」
- パンダネット「第12回産経プロ・アマトーナメント戦 パンダネット予選」
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